2013年2月21日木曜日



世界はとてもシンプルだ
規則正しく回る歯車で動いている
世界はとても単純だ
時計仕掛けの舞台の上で喝采を待っている
世界はとても複雑だ
無数に飛び交う信号を変換し続けている
世界はとても臆病だ
鏡の向こうで今日も一日笑う練習
世界はとても退屈だ
金縛りの太陽と仮面越しの月
世界はとてもハッピーだ
世界はとても残酷だ
世界はとても新鮮だ
世界はとても狂おしい
世界はとても気持ちいい
一通のメールで
こんなにも世界は変化する

一通のメールの
たった一つの
こんなにも世界がバラ色になる

ああそうか

僕は世界を愛してる


最近子供にキッズケータイを持たせた
しつこいほどにメールが来る


『何を撮るか、どう撮るか、そうゆう事だ』




2013年2月18日月曜日

隕石


隕石が落ちた
僕がパソコンに向かって仕事をしていたとき
僕には全く縁のない場所に
隕石が落ちた
僕がその事を知るのは随分あとの話だ
何の変化もない僕の日常の傍らで
まるでパニック映画の様な大事件が起きている
人ごとだから関係ないと言ってしまえばそれまでだが
同じ星に生まれ
たかだか8000kmほどの距離の向こう
見方を変えればご近所だ
東電が原発を爆発させたとき
多くの人が祈り
多くの人が助けてくれた
今回幸いにも死者は出なかった
僕は神を信じていないが
とりあえず今は
みんなの無事を祈ろう


「轟音(ごうおん)とともにウラルの空が激しく明滅した。白煙の帯が大蛇のようにうねる。突然、隕石が落下したロシア南部チェリャビンスクの住民は15日、何が起きたか分からず恐怖に立ちすくんだ。
 爆風が大気を激しく震動させた。ガラスが割れる音と悲鳴が交錯した。ロシアのテレビは割れたガラスの破片で首筋を切り、血まみれとなった男性の姿を映し出した。病院には手当を求める人々が押し寄せ、街は大混乱に陥った。
 朝の通勤時間だったため、外にいた多くの住民が閃光を浴びた。
 ロシアのメディアは当初「飛行機が空中爆発した」と至急報で伝えた。「ミサイルか」。隕石落下と判明するまで、さまざまなうわさが飛び交い、人々は不安感を募らせた。(共同)」

『今回はデジ一、上ったばかりの月は明るいので誰でも簡単に撮れる、
 望遠レンズさえあれば』


2013年2月15日金曜日

再開



裏切られないコツは裏切らないこと
幸せになるコツは笑うこと
愛されるコツは愛すること
何かを与えてほしければ先ず与えること
変化が欲しければ歩みを止めないこと
今までも
そして、これからもそうやって生きていきたい

『相変わらずケータイでしか撮っていないが
雪を撮る時の注意点は露出』