朝の散歩の途中で見つけた蝉の骸
ある歌を思い出した
さだまさしの
冬の蝉
当時は深く考えずに聞き流したが
蝉の骸が何か大事なものを教えてくれた
そんな気がした
時として人は季節を違えて生まれる事がある
冬の蝉のように
けれど短い時代を悲しみもせずに
鳴き尽くせたら誰も嘘と呼びはしない
時として花は季節を違えて咲き匂う事がある
早い春のように
迷い咲きと呼ばれて疑いもせずに
咲き尽くしたら誰も嘘と呼びはしない
せめて蒼い空を埋める
風の色になれ
いつか時の流れを超えて
実を結ぶ日も来る
心は心
花は花
何処で散るかは風に訊け
せめて枯野を駆け巡る
夢と呼んでも
いつか時の流れを超えて
真実になる日が来る
命は命
夢は夢
何処で咲くかは風に訊け
『ケータイでの接写は本当にピントが合わない・・・』
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