2012年9月4日火曜日

本当の幸せ


さすがにネタが尽きたので
今回は隠れた名曲に涙して下さい
知る人ぞ知る[manzo]
天体戦士サンレッドのOPを歌ってた人です


『人を撮る時に最も気を付ける事は、その表情』

2012年9月3日月曜日

SM



世界には二種類の人間しかいない
待つ人間と待たせる人間だ
正確には待つのが好きな者と嫌いな者
どちらかと言えば僕は待たせる方だろう
相手には待っていてほしいと思う
待つのが苦手なのでは無く
相手がやってくる喜びよりも
相手が待っていてくれる喜びの方が大きいのだ
待つ事に希望が持てる人は幸せだと思う
これは個人的な勝手な解釈だが
S は待つタイプで、M は待たせるタイプだ
何の根拠も無いのだがおそらく真実だ
さて、あなたはどちらのタイプだろうか?

『木の皮の模様が不思議だったので通り過ぎ様に一枚、大切なのは撮ると言う事』

2012年9月2日日曜日

魔法の言葉



箱根登山鉄道でゆっくり仕事に向かう
今回は紹介の紹介の紹介のお客さんだ
続いて行く繋がりのありがたさ
日々の仕事の中で忘れがちになる感謝の気持ち
そんな時は魔法の言葉だ
「ありがとう」
とりあえずそう言ってみる
理由は後から考えてもいい
心の呟きでもいい
「ありがとう」
そう思うのが大事なのだ
そんな些細なところから気持ちは広がって行く
幸せになる為の100の方法なんか必要ない
「ありがとう」の一言があればいい
だから魔法の言葉なのだ

『ポイントはガラスに映っているものがブレていない事、ケータイだから全くの偶然なんだけど』

2012年9月1日土曜日

家路




我が家へ帰る道のりによく写真を撮る
空だったり花だったり猫だったり
あらためて写真を見て感傷的になってみる
なかなかいい所に住んでいる
人付き合いとか税金とか通勤とか
悩めばきりが無い
それでもやっぱり住めば都だ
どれだけ不満があるかでは無く
どれだけ良い所に気付けるか
問われているのは人としてのハートだ
幸せとは案外道端に転がっているものなのだ

『特別な事は何もない、ただ丁寧にピントと構図に気を付ける』

2012年8月31日金曜日

一歩




エスマーレのスタジオから見た夕焼け三連発
同じ窓から見る同じ空
空は一つなのに同じ風景は二度と無く
雲も太陽も空の青さも夕焼けのオレンジも何一つ同じものは無く
全てのものが刻一刻と変化し続ける世界
窓から見える風景さえ刹那的に変わって行く世の中で
人だけが変わらないなんて滑稽だ
夕焼けを見るたびに思う
この一歩を踏み出そうと
昨日の自分に笑われない自分になる為に
明日の自分に後悔させない為に
まずは一歩踏み出そう
失敗を繰り返しても
何を無くしても
空は今日も青いし
運がよければ夕焼けだって見れる
それで十分だ

『とりあえずケータイでオート、空と建物の割合はちょっと気にしながら』

2012年8月16日木曜日

デザート



Face book にうつつをぬかし、すっかりご無沙汰のブログです。
いかんいかん
まぁ待ってる人もいないだろうから別にいいんだけどね・・・

上は息子が作った小麦粉鰹節チョコレートパン
ダディーをいじめる為に作ったとか
普通に不味かった・・・
下はコーンフレークをチョコで固めてキャンディーをトッピングしたもの
これは美味しかった
時々気が向くとお菓子作りをしている
適当に作っている様で何気に美味しいのだ
本当に子供は才能の塊だ

僕はと言えば夏になって定番のシェイク作りが始まった
こだわりはドロッと感
フルーツもヨーグルトも凍らせてミルクでならしながら、なるべく飲みづらい固さに作るのが我が家のシェイクだ
10年以上使っているミキサーがいつ壊れるかドキドキだ
酷使しているからモーターが焦げ臭い
まぁ夏だけ保てばいいや

『パンは難しい、今回は特に小麦粉だらけでパンに見えなかった』

2012年6月10日日曜日

大人



最近暑い
夏は嫌いだ
天の邪鬼な僕としては冬の写真を載せるしかない
はぁー早く雪が降らないかなぁ
そしてまた春が来て夏が来て秋が来てまた冬が来て
そうやって淡々と日々が過ぎていく事に感謝したい
どうやら日常が幸せだと気付く程に大人になってしまった様だ
ちょっと寂しい気もする

『実は雪の写真は難しい、雪自体の形が不確定だからだ
 雪を撮るというよりも雪の風景を撮るという感じだ』

2012年6月1日金曜日

金環日食



見逃した人達へ
東京で見られるのは300年後と言う事で
そんなに待てない人は写真でどうぞ
残念ながらケータイでは撮れなかった・・・

子供が学校に行く前に用意していた黒いやつで見たけど曇りだったので殆ど見えず
黒下敷き越しに見たら奇麗に見えた
下の写真がそれ
上の写真はファインダーを覗かず適当に撮影
露出もピントも適当
だけどそれなりに撮れるのは経験のなせる技
輪が二重になるのはきっとどうしようもないんだと思う

『上  1/2000  f16  ISO 500 、下  1/30  f2.8  ISO 3200』

2012年5月16日水曜日

PINK




子供に付き合っておもちゃ屋に行き面白いものをゲットした
ケータイカメラのレンズ前にくっつけて色んな効果を得るアイテムだ
ガシャポンなのでどれが出るかは分からないが
「コレが出たらいいなぁ」と思ったのが一発で出た
マクロだ
早速使ってみたがセンターを取るのが難しい
ケータイのレンズに対してギミックが小さすぎる為どうしても回りが写り込む
まぁガシャポンだから多くは望むまい
ピントも合っているのか撮影の時はよく分からない
帰ってパソコンで確認してみると意外に合っていて驚いた
効果としては面白い
回りのケラレも味がある
何より200円なのがいい
問題はそのギミックがキュートなピンク色だと言う点ぐらいか
性質上ケータイと一緒に持ち歩く必要があるのだが
この一眼の形をしたピンク色のモノをケータイストラップにするのはおじさんにはちょっと辛かったりする
う〜ん
どうしたものか

『はっきり言って運任せ、そこが楽しい』

2012年4月24日火曜日

春夏秋冬






改めて自分の住んでいるところを見てみると
まぁいいところだ
春には花が咲き
夏には空が青く
秋には命が実り
冬には雪が降る
そんな当たり前の事が起こる場所
幸せは当たり前の日常の先にある
まぁ、いい場所だ
何よりここに家族がいるのがいい

『そう言えば僕の使っているケータイの機種を書いた事が無かった
 CASIOのW63CAだ(特に拘りがある訳ではなく機種変がタダだったのだ)』

2012年4月12日木曜日


あっという間に桜の季節になった
ついこの前まで寒かったのに
時が過ぎるのは早いものだ
あまりにも早すぎていまいちピンと来ない
花見と言う気にもなれないのは原爆のせいだろうか
それとも歳のせいだろうか
とにかく
昔ほど桜に感動しなくなったのはとても悲しい事だ
風景を見て感極まる事が少なくなった
麻痺してきたのか
投げやりになったのか
どうしたらリフレッシュ出来るか考えてみたが
どうもいい考えが浮かばない
とりあえず
子供と探検にでも行く事にしよう

『フォトショップでソフトをかけてみた』

2012年4月8日日曜日



同じ雪を表現するのでも撮り方はいろいろ
モノは人によって見え方が違う
白いものが黒かったり
四角いものが丸かったり
暗いものが明るかったり
どれ一つとして同じ見え方は無い
たとえ同じものだとしても
それは人の人生と同じ様に
どれ一つとして同じものは存在しない
なぜなら
この世の全ては自分を映し出す鏡だからだ
人は今見ているものを通して自分自身を見る
だから被写体が同じであっても
撮り手によって写真は無限に変化するのだ
プロはほんのちょっと引き出しが多いに過ぎない

『色んな写真を見る、真似る、ものにする。このサイクルが早道。』

2012年4月1日日曜日


天才の作品2
紙が途中で足りなくなって継ぎ足した大作
始めからこの大きさに描こうと決めてないところがいい
限界を自分で決めない
子供に見習うべき事は多い
人生にどう当てはめるかは自分次第

『前回と同じ影に注意』

2012年3月31日土曜日


天才の作品
作る度に作風が変わるのは子供のすごさ
大人はどうしても色んなものに捕われてありのままを表現出来なかったりする
子供にはそれが無い
見習うところだ
今度ありのままでアルバムを作ってみたい
許されるならばだが
きっとこう考える所がだめなんだ
考える前にやらないと
いつかの話では無く今の話が大事と言う事

『蛍光灯の下で影に注意してオート』

2012年3月29日木曜日

2トン


ははは!2トンのダンベル!
先生の星印もナイス!
人生は楽しさに満ちている。

『複写で大事な事は被写体とカメラをキッチリ平行にする事』

2012年3月22日木曜日

ヒーロー or 怪人





謎が全て解けた!
緑づくめのハードボイルドな奴の正体
そら豆だった
どうやら悪者らしい
スカーフェイスをやっつけるヒーローもいた
仕掛け絵本「そらまめくんのおうち」用に作ったオリジナルキャラクター
これで緑色の理由も顔の傷も説明がついた
ヒーローの剣にやられたのだ
いつの時代も正義の味方は容赦なく無慈悲に悪者をやっつける
怪人はちゃんと変身するまで待ってくれているのに
ヒーローは理由も聞かずにやっつける
人生は算数ではない
1+1が2になるとは限らない
同じ様に1-1が0になるとも限らない
そんな計算出来ない人生の中で選択肢を間違えて怪人になる時もあるだろう
その度にヒーローに蹴散らされていたらあまりにも理不尽と言うものだ
ましてその正義は誰の為の正義なのか
天下りする官僚の為の正義か
私腹を肥やすだけで責任を取らない東電の為の正義か
国民に全てのツケを払わせようとする政治家の為の正義か
そんな正義がまかり通る世の中なら僕は敢えて自分の意志で怪人になろう
傷だらけでも立ち上がるスカーフェイスの様に
この世の理不尽に風穴をあける銃弾の様に

『コマフォト時代の先輩が写真で一番難しいのは複写だと言っていた。
僕もそうだと思う』

2012年3月8日木曜日

強運


意味の無いカーブミラー
個人的にはこの何にもならない感が大好きだが
問題はこれが通学路にあると言う点だ
子供たちが通学している時間に霜でミラーが役に立たない不条理さ
世の中はうまく廻っている様で、実はいつだって綱渡りだ
それでも何とかやっていけてるのは
生まれながらに人類が強運の持ち主だからだ
いつか何処かで曇ったカーブミラーの先から巨大な何かがやって来て人類を飲み込んでしまうのだろうか
いつまで幸運が続くか分からないが
取り敢えずこの瞬間を頑張って生きて行きたい
願わくは日常が後千年続く事を祈りつつ

『毎度の事だが、ケータイでオート』

2012年2月23日木曜日

リセット


新作登場
と言うか撮影が追いつかないペースで作っては壊しを続けている
これはたまたまいいタイミングで運良く撮影出来た一体だ
名前は無い
昔は大きな一塊からこねて形を作り出していたが
最近は細かいパーツの集合体になってきた
日々進化を続ける我が子
見習いたいところだが
この歳になるとどう進化したらよいものか
考えばかりが先行してなかなか結果につながらない
そんな時は子供と遊んでリセットだ
固定観念なんか捨ててしまえ!

『モノを際立たせるには単色背景が効果的』

2012年2月20日月曜日

人生で一番大事な事


便宜的によく「良い写真」とゆう言葉を使う
実は写真に良いも悪いも無い
好きと嫌いがあるだけだ
それは人も同じだと思う
人に良い人も悪い人も無い
性格が良いとか悪いとか
優しいとか残酷だとか
頭が良いとか悪いとか
善人だとか悪人だとか
そんなものは幻想だ
善悪など立場や目線によっていくらでも変わる
良い人になる瞬間もあれば悪人になる瞬間もある
確かなのは自分がその人をどう思うかだ
結局世の中には好きか嫌いかどうでもいいかの3種類の人間しかいない
孤独な老人に言葉巧みに近づいてお金をだまし取る詐欺師も
確かに法は犯しているかもしれないが
もしかしたら孤独な老人はそれでも幸せかもしれない
そんなものは本人にしか分からない事なのだ
この前撮影に行った教会で新郎新婦の目の前で怒鳴り散らすおばさんがいた
実はその類いの人は多いのだが
晴れの結婚式にそれはどうかと思う
改めてそうゆう人を見ると心から思う
気持ちの良い人でありたいと
「好き」「嫌い」「どうでもいい」の一つ手前
善人か悪人かは分からないが
「気持ちの良い人」「不快な人」の判断は子供でもつく
あのおばさんは間違いなく100人にとって不快な人だろう
気を付けようと思う
写真も同じなのかもしれない
気持ちの良い写真を目指したい

『太陽があって初めてこの写真は成立する、順光よりも逆光』

2012年2月16日木曜日

節電


年末に帰省したら世界が変わっていた
駅前のイトーヨーカドーが更地になり
SEIBUが駐車場になり
代わりに大きな複合施設が川沿いに出来ていた
時の流れは早いものだ
ただ残念なのは中に入っているお店が文字通り残念だった事だ
田舎の田舎たる所以だろう
たぶん二度と行かないと思う
それぐらい響かない商品群だった
久しぶりに残念と言う言葉が残念でならない帰省になってしまった
頑張れイトーヨーカドー
負けるなSEIBU
救いは少し離れたところにジャスコがあって
そこは1日いても飽きない作りになっている
ジャスコの一人勝ちな感じが気に入らないが
世の中は実力主義と言う事だ

『無駄な電飾と空のコントラストを撮ってみた、ケータイも意外にやる』

2012年2月15日水曜日


クリスマスケーキを子供がデコレート
すごい事になっている
結局このケーキは食べきれずに翌日に持ち越された
尋常じゃない甘さだ
楽しいのはデコレーションまでで
食べるのは毎年ちょっとずつ厳しくなっていく
素直にイチゴのショートケーキに出来ればいいのだが
うちの子はイチゴが嫌いだ
イチゴ嫌いの子供も珍しいが
加えて犬並の嗅覚とダシマスター並の舌で
不味いものを食べないものだから
本当に苦労する
果物や野菜は無農薬か低農薬のこだわって作ったもの意外は
一目で見分け必ず残す
我が家では神の舌と呼んでいる
問題は自分で作ったものが神の舌を満足させない事だ
結果、激甘ケーキを大人が始末するはめになる

『より立体的になっていき毎年撮影の難易度が上がっていく』

2012年2月13日月曜日

想撮


うちの子が幼稚園時代に作ったクリスマスリース
いろいろとパーツがとれて最終的にゴミ箱にあったのをサルベージ
せめて写真をと思い深夜にケータイでパチリ
仕方の無い事だが
子供が作ったものを捨てるのは忍びない
しかしうちの子はたくさんモノを作るので
全てとっておくと大変な事になってしまう
すでに屋根裏はいっぱいだ
そんな時に便利なのが写真だ
いろんな意味でカメラに感謝
記録も記憶もすべてを刻む
何気にいい仕事だ

『やはりピントがネック、とにかく大きく写す』

2012年2月8日水曜日

支配


ブログにしろfacebookにしろぐぐたすにしろ
パソコンが無ければ始まらない
そもそも写真を撮る事が生業だったのに
それすらもパソコンが無ければどうにもならない
いつの間にか生活がコンピューターに支配されている
20年前写真をはじめた頃には考えられないスピードで生活は変化している
それがいい事なのか悪い事なのかは分からないが
情報網が広がった分想像力は狭まった気がする
パソコンを前にするとそう思えて仕方ない
もう少し緩やかな変化だったならまた別の道があったのかもしれないが
このスピードについて行く為には
取るものも取らず走り出すしかなかった様にも思う
蝸牛の歩みが如く
氷柱が解ける如く
そんな人生を目指したい
少なくともパソコンの無い時代が来てもいい様に
フィルムカメラはとっておく事にしよう

『ポイントは青い空とオレンジのアパートのコントラスト』

2012年2月3日金曜日


二月三日、この日我が子は鬼になる
自ら鬼のお面をかぶり射撃用のサングラスをかけ
豆当ての的になる
我が家では飛んで来たモノをおやつとしてゲット出来る
豆以外にもチョコレートを投げたりするから
豆まきが終わる頃には袋一杯のお菓子を手に入れる事になる
それが嬉しいのだ
鬼役にはそのくらいのご褒美があってもいい
最後に庭に豆をまき
それを鳥や虫やよくわからない生き物が食べて節分は幕を閉じる
幸せとは今日一日の連続に他ならない
来年もまた可愛い鬼に会えますように

『最近のケータイは本当にいい仕事をする』

2012年2月2日木曜日

先輩


たしかに東京スカイツリーも新しくていいが
個人的にはやはり東京タワーだ
新しいものと古いもの
変わっていくものと変わらないもの
良さはそれぞれだが
古くて変わらないものに心奪われるのは
歳のせいだろうか
仕事を失っても堂々とそこに佇む東京タワーの様に
僕もそうでありたいと思う
いつまでこの世界でやっていけるか判らないが
引退した後も堂々としていられる仕事ぶりを心掛けたい

『夜でも意外とネオンはきれいに写る』

2012年2月1日水曜日

修羅の如く


空の景色に圧倒される時がある
そんな時に感じる心と体が離れる様な感覚が好きだ
洞窟で光る石を見付けた時の興奮
もしくは夜道を散歩中に見る月虹の儚さに似ている
何も持って無くても雲は流れる
何かを持っていても空は青い
時に暗雲を呼び稲妻を光らせ
虹の橋を渡し
柔らかな光を届ける
無償で行う事の偉大さと
無表情で行う事のドライさ
僕は空が好きだ
死ぬまでに一度「地球は青かった」
的な事を心の底から自然に言ってみたい

『空を撮る時どうしても電柱が気になるものだが、果たして本当に気になるのか』

2012年1月31日火曜日



昼も夜も
裏も表も
上も下も
善も悪も
光も闇も
全て同じ一つのもの
見方の違いだ
宗教や政治やビジネスも実は全て同じだと皆が気付ければ
戦争は無くなるだろう
ただ一つ
幸せになる為の手段だと言う事に気付けさえすれば

『行きと帰りに同じ被写体を撮ると、時間差が全く別の色を付ける』

2012年1月30日月曜日

氷点下


しかし寒い
今年は寒い
毎朝寒い
毎晩寒い
寒い寒い寒い
寒いのは温もりを求めているからだろうか
体が寒いのか
心が寒いのか
それとも
懐が寒いのか
どんなに分厚いコートを着ても
防げない寒さがこの世にはある
そんな時はいっそ芯まで冷えてみる
冷えきった指先は
真冬の水も暖かく感じる

『マクロはピントが命』

2012年1月29日日曜日

逆光


道は常に光りに照らされている訳ではない
先の見えない道が殆どだ
それでも前に進むしかない
それが生きると言う事だ
僅かな明かりを頼りに
時に漆黒を手探りで
やがて辿り着けるかも知れない楽園を目指して
しかしやがて気付くのだ
漆黒の道が楽園だったのだと
最後に振り向いた時
明かりのない道だと思っていたものが
まばゆい光に包まれていた事に驚くだろう
太陽を目指し太陽だけ見ていては周りのものは見えなくなる
人生とは難しいものだ

『ケータイで暗くしか撮れないのなら、いっそ黒い写真にすればいい』

2012年1月28日土曜日

きっかけ



久しぶりの空の写真
人はつらい事があると上を向くものだ
そこには空があり雲がある
ただ悠久の時の中を風に吹かれている
誰かが何かで困っていても時は流れるし
地球は回る
目線の位置一つで全てがガラリと姿を変える
悩むのは大いに結構だし打ちのめされて這い上がるのもいいだろう
ただ絶望するにはまだ早い
なぜなら
地球はまだ回っているのだ

『ケータイにサングラスをかけると簡易フィルターになる』

2012年1月26日木曜日

竜の寝床


もし龍の巣があるとしたらこんな感じか
光差す午後に透明の竜が横たわっている
子供たちにははっきり見える様だ
時おり光の加減で輪郭がうっすらと見えたりする
ある日、成長する中で突然見えなくなる日がやって来る
その日が訪れた時の竜の切なさも含みつつ
竜は通学路脇の小川に生えている桜の木の根元に棲んでいる
良く晴れた日に目を凝らすと稀に見える事があるとか

昔読んだ小説に「竜の夏」(川又千秋 著)と言うのがある
お気に入りの一冊だ
機会があれば読んでみてほしい

『ケータイだろうが一眼だろうが関係無い、決め手は構図』

2012年1月25日水曜日

樹氷



せっかく雪が降って
しかもパウダースノーで
ダイヤモンドダストまで見えて
テンション上がりまくりなのに
雪で遊べない
セシウムとヨウ素の値が普通じゃない
奇麗なのに非常に危険な雪なのだ
特に子供には
だから大人が遊ぶわけにはいかない
グッと我慢
せめて写真だけでも残しておこうとめずらしくコンパクトデジカメで撮影
ケータイのメモリーがいっぱいと言うのも理由の一つだが
しかしすごい雪だった
木々が白くなるのを久しぶりに見た
それにつけても東京電力め・・・
ヨウ素の値が高いと言う事は
福島ではなく「もんじゅ」かも知れない
しばらくは雨も雪も空気も注意が必要
マスクは必須

『久しぶりに使ったコンデジ、何だこの簡単さは。カメラの力を思い知った。
やはり普段から性能の悪い機体で練習するのが吉』