「人間が悪い事をしたから地球が怒っている」そううちの子は言う。
子供の言う事だからきっと真実なんだろう。
でも星の考えは甘い。
そのくらいで人が更生する訳が無い。
良くも悪くも人はしぶとい生き物なのだ。
どん底からでも這い上がってまた星を汚すだろう。
何度も何度でも懲りずに同じ事を繰り返すだろう。
やがて地球が諦めるその日まで、ただ自分たちの都合だけを考えて傍若無人に振る舞うだろう。
それでも地球は回り日は昇る。
風は吹き雨が降り大地は命を育てる。
自然の厳しくも寛大な姿には頭が下がる。
自分の庭を汚し続ける隣人を、僕だったら許せるだろうか?
『日の出か日没かは撮った者にしか分からない』
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