2012年1月26日木曜日

竜の寝床


もし龍の巣があるとしたらこんな感じか
光差す午後に透明の竜が横たわっている
子供たちにははっきり見える様だ
時おり光の加減で輪郭がうっすらと見えたりする
ある日、成長する中で突然見えなくなる日がやって来る
その日が訪れた時の竜の切なさも含みつつ
竜は通学路脇の小川に生えている桜の木の根元に棲んでいる
良く晴れた日に目を凝らすと稀に見える事があるとか

昔読んだ小説に「竜の夏」(川又千秋 著)と言うのがある
お気に入りの一冊だ
機会があれば読んでみてほしい

『ケータイだろうが一眼だろうが関係無い、決め手は構図』

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