2012年1月29日日曜日

逆光


道は常に光りに照らされている訳ではない
先の見えない道が殆どだ
それでも前に進むしかない
それが生きると言う事だ
僅かな明かりを頼りに
時に漆黒を手探りで
やがて辿り着けるかも知れない楽園を目指して
しかしやがて気付くのだ
漆黒の道が楽園だったのだと
最後に振り向いた時
明かりのない道だと思っていたものが
まばゆい光に包まれていた事に驚くだろう
太陽を目指し太陽だけ見ていては周りのものは見えなくなる
人生とは難しいものだ

『ケータイで暗くしか撮れないのなら、いっそ黒い写真にすればいい』

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