置いてきぼりの子供の様な、そんな寂しさがある。
スーパーで母のコートの裾を掴み、ふと顔を上げると違うおばさんだった時の不安さにちょっと似ている。
はぐれたのは風景では無く自分の方かも知れない。
それでも時速300キロと言うスピードは全てを過去に変えていく。
刹那の間の中には考える時間も物思いに耽る時間も入り込む余地は無い。
便利になる事は何かを犠牲にする事なのかも知れない。
たまにはゆっくりと、自転車のスピードで春を探しに出かけてみよう。
たまにはゆっくりと、自転車のスピードで春を探しに出かけてみよう。
『ケータイで狙って撮れるものではない』
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