窓から差し込む光は壁に影を落とす。
時にそれは芸術を生み、時にそれは怪物を生む。
光の幻影は人々の想像力を餌に巨大に育って行く。
写真として絵画として物語として・・・
太陽の輝きはもはやただの光では無く、限りなく神に近い存在なのかも知れない。
全ての生き物がその恩恵を受けてこの星の上に立っている。
光は誰にも平等に降り注ぎ、闇もまた平等にやって来る。
人は一人でも生きて行けるが、日の光なしには生きられない。
我々生き物は地球の上で光合成をする一つの細胞に過ぎないのだ。
ただ近くにお気に入りの細胞がいれば頑張ってたくさん光合成もするし、激しく動き回ったりもする、とても単純な細胞だ。
クリスマスの夜に一人きりで過ごす人もいるだろう。
除夜の鐘を聞かずに一人眠る人もいるだろう。
お正月の朝を誰とも言葉を交わさずに過ごす人もいるだろう。
きっと役割があるのだ。
一つ一つの細胞に役割がある様に。
僕は信じたい、全ての事象に意味がある事を。
『どちらもケータイのオートで撮っただけ』
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