2011年3月11日金曜日

死に際

二度目の登場の名も知らぬ植物。
小学校の近くの中央分離帯に植えられているやつだが、昨日市の職員がやって来てゴミ袋に入れていた。
写真を見て分かる様に枯れている訳でも汚い訳でもない。
年間スケジュールに沿って別の植物に植え替えたのだろう。
ちょっと悲しくなった。
スケジュール通りに捨てられる命。
人は限りなくエゴイストに出来ている。
問題なのはそれを自覚していない所だ。
数ヶ月前似た様なシーンを目にした。
その時は植物では無く犬だったが。
京王線の電車に犬がひかれていた、白いラブラドールだ。
そのぐったりした犬を駅員二人は談笑しながらゴミ袋に入れていた。
人は限りなくエゴイストに出来ている。
生き物の死に際さえ笑う事が出来るらしい。

『前回と同じマクロで撮影、ピントに注意』

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